アンゼルム・キーファー デーメーテール / Demeter, 2014 キャンバスに乳剤、油彩、アクリル絵具、シェラック・ニス、金箔、電気分解による沈殿物、石膏、スチール、布 280×330㎝ Photo by Nina Slavcheva; ©Anselm Kiefer
アンゼルム・キーファー オクタビオ・パスのために / For Octavio Paz / Für Octavio Paz キャンバスに乳剤、油彩、アクリル絵具、シェラック・ニス、金箔、電気分解による沈殿物、岩石、チャコール、コラージュ 380×950㎝ Photo by Nina Slavcheva; ©Anselm Kiefer
アンゼルム・キーファー アンゼルムスここにありき / Anselmus Was Here / Anselmus fuit hic, 2024 キャンバスに乳剤、油彩、アクリル絵具、シェラック・ニス、金箔、電気分解による沈殿物 190×560 ㎝ Photo by Nina Slavcheva; ©Anselm Kiefer
アンゼルム・キーファー ラー / ra, 2019 鉛、スチール 940 × 950㎝ Photo by Nina Slavcheva; ©Anselm Kiefer
アンゼルム・キーファー アンティオキアのマルガリータ / Margarethe von Antiochia, 2024 鉛, スチール, クレイ 220 x 190 x 140 cm Photo by Nina Slavcheva; ©Anselm Kiefer

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」

元離宮二条城
3月31日開始

アーティスト

アンゼルム・キーファー
ファーガス・マカフリー及び京都市は、世界遺産・⼆条城にて「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展を開催します。キーファーは半世紀以上にわたり、⽂学・歴史・哲学・科学・宗教・神話などを題材に、⼈類の普遍的なテーマを重層的な作品の中で扱ってきました。本展では、新作や初公開作品を含む絵画・野外彫刻・ガラスケース作品・インスタレーションなど計33点を展⽰。ドイツ出⾝の世界的現代アーティストである彼にとって過去最⼤規模のアジアでの展覧会となります。

本展は主催者、またキュレーターでもあるファーガス・マカフリー⾃⾝が、作家のスタジオで⼀枚の絵画を⽬にしたことから始まりました。⻨畑の後ろに広がる豊かな⾦地と遠近法的な奥⾏きを排した特徴的な構図は、狩野派の絵画を思わせるものでした。「⽇本の伝統的な紺碧障壁画を意識したのですか?」と尋ねたところ、作家の答えは「No」。しかし、このやりとりをきっかけに作家の興味が芽⽣え、やがて狩野派による絢爛豪華な障壁画が彩る⼆条城へと導かれることになります。2024年春には作家の現地訪問が実現し、展覧会の構想はより具体化していきました。⽇本の和歌から着想を得た作品や、原爆投下後の広島の⾵景が描きこまれた作品も本展では展⽰されます。何層にも重ねられた複雑で壮⼤なイメージの中に、キーファーの⽇本への眼差しを垣間⾒ることができるでしょう。

1945年、第⼆次世界⼤戦の終戦直前、空襲下の病院の地下で⽣まれ、荒廃した戦後ドイツの⾵景の中で育ったキーファー。そして今年は⻑崎と広島への原爆投下、そして終戦から 80年の節⽬にあたります。彼の作品に反映される、時間の隔たりや地理的距離を超えて私たちを結びつける⼈類の経験を、⼆条城という特別な空間で探究する機会となることを願っています。

スケジュール

2025年3月31日(月)~2025年6月22日(日)

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
会期中無休
入場料一般 2200円、京都市民割・大学生 1500円、高校生 1000円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://kieferinkyoto.com/
会場元離宮二条城
https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
住所〒604-8301 京都府京都市中京区二条城町541
アクセス地下鉄東西線二条城前駅2番出口より徒歩1分、JR嵯峨野線二条駅東口より徒歩15分、JR京都駅より京都市営バス9・50・101号系統「二条城前」下車すぐ
電話番号075-841-0096