【書評】再演と密漁:小森真樹編著『美大じゃない大学で美術展をつくる|vol.1 藤井光〈日本の戦争美術 1946〉展を再演する』(評:北村紗衣)
映画『ウィキッド ふたりの魔女』レビュー。『オズの魔法使い』から辿る魔女表象の歴史と、忘れられた女性参政権運動の先駆者の影響(評:円香)
映画『Broken Rage』の「笑えなさ」。北野武/ビートたけしの対立と分離(文:西村紗知)
阪神・淡路大震災30年の傷と希望。「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」(兵庫県立美術館)レビュー(評:永田晶子)
「空き家」の幸福の哲学:「消えつつ 生まれつつ あるところ」展レビュー(評:長谷川祐子)
「アートサイト名古屋城 2024 あるくみるきくをあじわう」レビュー。特権的な誰かが語る“旅”をほどき、新たな“観光”へとつなぐ(評:鵜尾佳奈)
ペドロ・アルモドバル監督の新たな最高傑作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』。女性たちの親密さと生と死を描く本作の見どころを、アート作品とともに解説
島を丸ごと楽器化するコンサートがノルウェー北部の北極圏で開催。島々の時々——《Island Eye Island Ear(SVINØYA version)》レビュー(文:渡辺洋)
東アジアの美術と書のこれから―「美術館の『書』」展をたよりに(文:大山エンリコイサム)
“線表現の可能性”というコンセプトは、本展で何を可能にしたか? 国立国際美術館「線表現の可能性」レビュー(評:石川卓磨)
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果物と野菜への愛を極めた若冲の画巻に“仏”を見る。「開館5周年記念京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」(福田美術館)レビュー(評:小川敦生)
「絵画」と「絵画的なもの」が重なり合う場所。末永史尚 + 佐藤克久「エラー」(THE POOL)レビュー(評:沢山遼)
“家のない体”が立ち上げる共同体。倉田翠主宰、akakilike『希望の家』レビュー(評:白尾芽)
いかにして美術史を語るか、もしくは語らないか──3つの展覧会を中心にして:「TRIO」「シアスター・ゲイツ展」「異文化は共鳴するのか?」(文:菅原伸也)
山田尚子監督『きみの色』レビュー:沈黙と解放の物語(評:近藤銀河)
「Everything is a Museum」レビュー。能登半島地震を受け、金沢各所を舞台に行われた本展から震災と芸術の関係を考える(評:布施琳太郎)
渡辺志桜里、小宮りさ麻吏奈——生存のポリティクス(Polytics)。境界の撹乱と、「invasive」の実践(文:四方幸子)
長谷川祐子が見たUESHIMA MUSEUM:形式と内容、存在論と認識論の分断をつなげるために ―2年間で収集した700点のコレクションと計画から1年で開館した美術館
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