《Memories of the Land/Body》2020 油彩、キャンバス 300×600cm タグチアートコレクション photo: 木奥惠三
《Hainuwele》2023 油彩、ジュート 350×800 cm トゥムルン美術館(インドネシア)
《When Facing the Mud(Response of Shrimp Farmers in Sidoarjo)》油彩、アクリル、泥、UVプリント、キャンバス 194×388 cm 2022 個人蔵
《Anda Disini (You are here)》2024 油彩、キャンバス 300×200 cm 作家蔵
《Curiosity cabinet from Ambon》2022 油彩、キャンバス 194×194 cm TAKEUCHI COLLECTION
《Bandoengsche Kininefabriek》2024 ミクストメディア サイズ可変 作家蔵
「Anda disini / You are here」カスヤの森現代美術館展示風景 2019 photo: 岡田顕 courtesy of MUSEUM HAUS KASUYA
「unearth」ROH (インドネシア) 展示風景 2023
《Decoupling》2016 油彩、キャンバス 116×80 cm 個人蔵
《RIB》2021 油彩、キャンバス 200×300 cm フィンク・コレクション
《Last Universal Common Ancestor》2022 油彩、キャンバス 201×135.5 cm Obayashi Collection

「今津景 タナ・アイル」

東京オペラシティ アートギャラリー
終了しました
アプリで割引あり

アーティスト

今津景
今津景(1980- )は、インターネットやデジタルアーカイブといったメディアから採取した画像を、コンピュータ・アプリケーションで加工を施しながら構成、その下図をもとにキャンバスに油彩で描く手法で作品を制作しています。今津は、2017 年インドネシアのバンドンに制作・生活の拠点を移しました。近年の作品は、インドネシアの都市開発や環境汚染といった事象に対するリサーチをベースにしたものへと移行しています。それらは作家自身がインドネシアでの生活の中でリアリティを持って捉えたものです。同時に、今津は現在起きている問題の直接的な表現にとどまらず、さまざまなアーカイブ画像を画面上で結びつけることで、インドネシアの歴史や神話、生物の進化や絶滅といった生態系など複数の時間軸を重ね合わせ、より普遍性を持つ作品へと発展させています。地球環境問題/エコフェミニズム、神話、歴史、政治といった要素が同一平面上に並置される絵画は、膨大なイメージや情報が彼女の身体を通過することで生み出されるダイナミックな表現です。

本展は、近年国内外で注目を浴びる今津の初めての大規模個展です。タイトルにある「タナ・アイル」とは、インドネシア語で「タナ(Tanah)」が「土」、「アイル(Air)」が「水」を指し、二つの言葉を合わせると故郷を意味する言葉になります。現在生活するインドネシアと自身のルーツである日本という二つの土地での経験と思考にもとづく今津の作品は、鑑賞者に対しても自らが生きる場所について考える契機となることでしょう。

スケジュール

2025年1月11日(土)~2025年3月23日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は開館し翌火曜日休館
2月9日は休館
入場料一般 1400円、大学生・高校生 800円、中学生以下 無料
ミューぽん

200円OFF /  2名様まで割引 / 一般・学生に適用。他の割引と併用不可

このイベントはアプリのTOKYO ART BEATで割引クーポンが使えます

有料会員限定

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会場東京オペラシティ アートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
住所〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス京王新線初台駅東口より徒歩3分、小田急小田原線参宮橋駅より徒歩11分、都営大江戸線西新宿五丁目駅A2出口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)