⻘森県⼗和⽥市奥⼊瀬のブナ 2025 年 5 ⽉ 撮影:⼩⼭⽥邦哉
奥⼊瀬のブナを使った制作⾵景 2025 年 9 ⽉ 26 ⽇ ⼗和⽥市 撮影:⼩⼭⽥邦哉
完成間近の《WORMHOLE》 2025 年 10 ⽉ 6 ⽇ 撮影:国松希根太
下北のヒバを使った新作 《7 sculpture sketches》制作⾵景 2025 年 8 ⽉ 15 ⽇ 北海道・⾶⽣のアトリエ 撮影:国松希根太
[参考写真]《WORMHOLE》2025 年 約 390×120×100cm ⽊(ミズナラ) 2025 年 ⽇本国際博覧会 展⽰⾵景 撮影:忽那光⼀郎
[参考写真]《WORMHOLE》 2024 年 札幌国際芸術祭 2024 展⽰⾵景 撮影:藤倉翼
[参考写真]《HORIZON》2017 年 80×180cm 板にアクリル絵具と⽊炭/鉄 撮影:瀧原界

「国松希根太 連鎖する息吹」

十和田市現代美術館
12月13日開始
アプリで割引あり

アーティスト

国松希根太
十和田市現代美術館では、北海道を拠点とする彫刻家 国松希根太(くにまつ・きねた)の美術館での初の個展を開催します。
国松は00年代初頭より、北海道中南部の白老から内陸に位置する飛生(トビウ)の旧小学校を改造した「飛生アートコミュニティー」を拠点に活動してきました。北の大地で長い年月を経て独自のフォルムを形成した木々と出会うことで作品を制作、近年はとりわけ地平線や水平線、山脈、洞窟などの風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどを発表しています。木の表面や内部に鑿(のみ)や火を入れたり、鉱物や雪など大地の素材に向き合い生まれる作品は、国松と自然との一期一会のコミュニケーションといえるでしょう。飛生アートコミュニティーではまた、敷地内の森を守りながら、2009年より飛生芸術祭を開催してきました(今年は9月6日(土)−14日)。そして国松は、2010年代半ばより近隣のアヨロと呼ばれる地域を中心に土地を探索するフィールドワークをAyoro Laboratoryとして展開しています。

本展は、国松の代表的な作品に出会っていただくまたとない機会となるだけでなく、彼が十和田の自然と出会うことで生まれた新作を披露する初の機会となります。加えて、国松の多岐にわたる活動−飛生アートコミュニティーやAyoro Laboratory、そして父の國松明日香(彫刻家)や祖父の国松登(画家)へと連なる作家の系譜−も紹介いたします。本展を通して、作品からの息吹、国松の息吹、大地の息吹、そして時間や空間を介して人々に連鎖しつづける創造の息吹を感じていただければ幸いです。

スケジュール

2025年12月13日(土)~2026年5月10日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1800円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
ミューぽん

100円OFF /  1名様まで割引 / 他の割引と併用不可

このイベントはアプリのTOKYO ART BEATで割引クーポンが使えます

有料会員限定

詳細はこちら
展覧会URLhttps://towadaartcenter.com/exhibitions/kunimatsu_kineta/
会場十和田市現代美術館
https://towadaartcenter.com/
住所〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
アクセスJR七戸十和田駅南口よりバス35分「官庁街通」下車、JR八戸駅西口よりJRバス40分「十和田市現代美術館」下車すぐ
電話番号0176-20-1127