「宋元仏画─蒼海(うみ)を越えたほとけたち」

京都国立博物館
11月16日終了
宋元仏画(そうげんぶつが)とは、中国の宋と元の時代に制作された仏教絵画のことをいいます。古くから仏教をあつく信奉してきた日本は、仏教の先進国であった中国から多くの文物を舶載してきました。平安時代後期から鎌倉時代を中心にもたらされた宋元仏画には、中国の絵画史上でも特筆される、きわめて高い水準を持つものが多く含まれています。これらは寺院のなかで祀られたほか、絵師の手本となるなど、長い時間をかけて日本文化に深く浸透してきました。
本展では、国内に所蔵される宋元仏画をあつめ、制作された当地の文脈に照らしながら、それぞれの特色をご紹介します。“宋元仏画” ということばで括りながらも、描かれた内容や制作された時代、地域、たずさわった人々など、その様相は複雑かつ多彩です。宋元仏画を紐解きながら、その魅力に迫るとともに、この絵画群を伝えてきた日本文化の国際性や包容力、多様性をあらためて見直す機会となれば幸いです。

前期展示:2025年9月20日(土)~10月19日(日)
後期展示:2025年10月21日(火)~11月16日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。

スケジュール

開催中

2025年9月20日(土)~2025年11月16日(日)あと17日

開館情報

時間
9:0017:30
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日
10月13日、11月3日は開館
10月14日、11月4日は休館
入場料一般 2000円、大学生 1200円、高校生 700円、中学生以下・障がい者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://sougenbutsuga.com/
会場京都国立博物館
https://www.kyohaku.go.jp
住所〒605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527
アクセスJR京都駅より京都市バス(100・206・208系統)「博物館・三十三間堂前」下車徒歩1分、京阪線七条駅より徒歩7分
電話番号075-541-1151