「藤田嗣治 × 国吉康雄 二人のパラレル・キャリア ― 百年目の再会」

兵庫県立美術館
6月14日開始

アーティスト

藤田嗣治、国吉康雄
20世紀前半の激動の時代に、海外で成功と挫折を経験した二人の画家、藤田嗣治(1886-1968)と国吉康雄(1889-1953)の展覧会を開催します。藤田嗣治は、東京美術学校卒業後26歳で単身フランスに渡り、1920年代「素晴らしき乳白色の下地」と称賛された独自の画風によって、エコール・ド・パリの寵児としてフランスでの名声を確立します。国吉康雄は16歳で渡米、画才を認められて研鑽を積み、アメリカ具象絵画を代表する画家としての地位を築きました。パリとニューヨークで活躍した二人の画家は、1925年と28年のパリ、1930年のニューヨークで接点を持ちますが、太平洋戦争によりその関係性が破綻します。1949年の10カ月を藤田はニューヨークで過ごしますが、現地にいた国吉との再会は叶いませんでした。日本とフランス、日本とアメリカ、二つの祖国を持った二人が、それぞれどのような自覚と視座のもと作品を生み出していったのか。これまで個別に語られてきた二人の画家について、9つの章を通して作品を対比させながらご紹介します。

スケジュール

2025年6月14日(土)~2025年8月17日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
※最終入場17:30
休館日
月曜日
7月21日、8月11日は開館
7月22日、8月12日は休館
入場料一般 2000円、大学生 1200円、70歳以上 1000円、高校生以下 無料
展覧会URLhttps://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2506/index.html
会場兵庫県立美術館
https://www.artm.pref.hyogo.jp/
住所〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
アクセス阪神線岩屋駅より徒歩8分、JR神戸線灘駅南口より徒歩10分、阪急線王子公園駅西口より徒歩20分
電話番号078-262-1011