《まゆ玉 白》2013年 型染、木綿 岩手県立美術館蔵
《小鳥》1992年 型染、紬 坂本善三美術館蔵
《幕》1961年 型染、木綿 坂本善三美術館蔵
《ならぶ人》1982年 型染、絹 岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵
《「DEAN & DELUCA」カフェのための作品原画》2021年 コラージュ、紙 ディーン&デルーカ蔵 撮影:奥田正治
《注染幾何文布》1950年代 注染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《紅型風型染布》(部分) 1948年 型染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《注染ロマネスク文布》(部分) 1959年 注染、木綿 日本民藝館蔵 撮影:村林千賀子
《型染手文布》1983年 型染、絹 個人蔵
《『トコとグーグーとキキ』絵本原画》2004年 水彩、紙 公益財団法人 泉美術館蔵
《『注文の多い料理店』絵葉書型染原画》1969-72年 型染・顔料、紙 光原社蔵 撮影:いわねだいすけ
《「開運堂」広告 型染原画》2000年頃 型染、紙 開運堂蔵
《型染布「2016」》2016年 型染、紬 日本民藝館蔵
《木もれ陽》2019年 型染、木綿 松本市美術館蔵 画像提供:ギャラリーTOM

「柚木沙弥郎 永遠のいま」

東京オペラシティ アートギャラリー
10月24日開始

アーティスト

柚木沙弥郎
2024 年に 101 歳の生涯を閉じた染色家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)。型染の世界に新風を吹き込んだ柚木の作品は、自由でユーモラスな形態と美しい色彩が心地よく調和しつつ生命力にあふれ、見る人を惹きつけてやみません。

柳宗悦らによる民藝運動に出会い、芹沢銈介(せりざわけいすけ)のもとで染色家としての道を歩みはじめた柚木は、挿絵やコラージュなどジャンルの垣根を超え、創作世界を豊かに広げました。
本展では 75 年にわたる活動を振り返るとともにゆかりのあった都市や地域をテーマに加え、柚木をめぐる旅へと誘います。身の回りの「もの」に対する愛着や、日々のくらしに見出した喜びから作品を紡ぎだす柚木の仕事は、変化の時代にこそ、大切に慈しみたい「いま」を私たちに示してくれます。民藝を出発点に、人生を愛し楽しんだ柚木沙弥郎の創作活動の全貌をご堪能ください。

スケジュール

2025年10月24日(金)~2025年12月21日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
11月3日、11月24日は開館
11月4日、11月25日は休館
入場料一般 1600円、大学生・高校生 1000円、中学生以下 無料
会場東京オペラシティ アートギャラリー
http://www.operacity.jp/ag/
住所〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
アクセス京王新線初台駅東口より徒歩3分、小田急小田原線参宮橋駅より徒歩11分、都営大江戸線西新宿五丁目駅A2出口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)

展覧会の巡回スケジュール