パンセギャラリーは、2013年4月に 貸しスペース兼アトリエとしてスタートしました。
「Pensee」とはフランス語で「思い」「考え」という意味を持った言葉です。オープンした当初、近くの通りにパンジーの花が咲いていました。パンジーの名前の由来は、その姿が頭をたれて物思いにふける人の顔のように見えることから名付けられています。哲学者ブレーズ・パスカルが記した 本のタイトルも「Pensee」。真の人間幸福の問題を追求し、時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録です。そんなイメージを込めて、ギャラリーの名前をつけました。
パンセギャラリーは、静かな商店街の中にあります。これまで、アートと人との有り様を模索する場所として、様々な人の表現を見つめてきました。これからも、桐生という伝統ある地域に根ざして、多くの美術活動の文脈化を支えます。