「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」展グッズ売り場
現代アートの世界では、オーストラリアの先住民族の人々によって制作されるアボリジナル・アートが、近年再注目されている。この世界規模の動向と連動して、アーティゾン美術館では、日本ではじめて複数のアボリジナル女性アーティストに焦点を当てる展覧会「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」展が開催される。会期は6月24日〜9月21日まで。
ここでは展覧会オリジナルグッズのなかから、編集部が気になったアイテムを紹介する。
同館を運営する石橋財団のアボリジナル・アートコレクションを代表する絵画作品のひとつ、ノンギルンガ・マラウィリ《ボルング》(2016)と、エミリー・カーメ・イングワリィの《春の風景》(1993)がプリントされたバンダナ。カバンの持ち手に結んだり、首に巻いたりと、シンプルになりがちな夏のファッションにも取り入れられそう。税込1650円。
定番グッズのTシャツは2パターンでの展開。写真左側、白色のTシャツはジュリー・ゴフ《マラハイド》(2008)のイラストがプリントされたTシャツ。こちらはM・Lサイズの2サイズで展開。右側・青色のTシャツはマリィ・クラーク《私を見つけましたね:目に見えないものが見える時》(2023)がプリントされたビッグTシャツ。こちらはゆったりと着られる作りになっている。価格はどちらも税込3300円。
夏の必須アイテムである日傘やペットボトルが入れやすい、縦長のスリムな形状が特徴的なバッグ。バンダナ同様、イングワリィとマラウィリの作品がプリントされている。税込2530円。
フェアトレード/エシカルブランドの「Better Worlds Arts」が販売する、オーストラリアのアボリジナル・アーティストが手がけた刺繍のほどこされたミニポーチ。同ブランドの商品は、購入するたびに、その一部がアーティストに還元される。税込2200円。
「Better Worlds Arts」が販売するグリーティングカード。中にはカードと一緒にしおりも同封されている。原材料がリサイクルコットンペーパーなのも、同ブランドならではのポイントだ。税込440円。
同じく「Better Worlds Arts」が販売するマンゴーウッドトレイ。日本ではまだ紹介が十分になされていない同ブランド、ぜひこの機会に実物を見て購入を検討してみてほしい。税込1870円。
日本ではじめて、複数のアボリジナル女性作家の作品が一堂に会する機会となった本展。図録には作品解説、論考、図版のほか、制作風景を映した写真も掲載されている。価格は2420円。