服部時計店 模型
東京・両国の江戸東京博物館が2026年3月31日にリニューアルオープンする。
1993年の開館以来、徳川家康の江戸入府から現代までの約400年間を中心に、実物資料や復元模型・体験型資料を用いて紹介してきた東京都江戸東京博物館。大規模改修工事のため、2022年4月から休館していたが、展示や様々なコンテンツを拡充し、約4年の時を経てふたたび開館する。

リニューアルオープンにあたり、これまであった朝野新聞社の模型を建て替え、明治の銀座の象徴ともいえる服部時計店を原寸大で再現した新たな大型模型が登場。
また館内外の空間デザインを建築家の重松象平が監修。3階ひろばでは、約4000㎡の天井面と柱面に収蔵資料などをダイナミックに投影する。さらに建物のアプローチ部分には展示への期待感を高める工作物が新たに設置され、西側アプローチでは江戸時代に誘う映像が投影される。


12月18日〜21日には、JR両国駅3番線ホームで「リニューアルオープン100日前記念イベント」を開催。鴨南蛮の提供、和傘イルミネーション、江戸時代と令和時代を見比べるパネル展示、フォトスポット、ゲーム体験などの企画が予定されている。リニューアルのポイントや2026年に開催予定の特別展などの詳細も同イベントで発表される。詳細は同館の公式サイトで確認してほしい。

