東京・神保町のNew Galleryにて、ミュージシャン・大滝詠一によるレーベル「ナイアガラ・レコー ド」の50周年を記念した特別企画展「Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey」が開催される。会期は7月11日〜8月3日。
国内外の幅広い世代から熱狂的に支持されている大滝詠一。伝説のグループ「はっぴいえんど」(細野晴臣・大瀧詠一・松本隆・鈴木茂)の解散直後に設立した「ナイアガラ・レコード」が今年50周年を迎えることを機に開催される本展のコンセプトは ”もしも今、東京・神保町に「ナイアガラ・レコード」の事務所があったら…” 。
色褪せることのないアートワークの数々はもちろん、大滝の愛したアイテムたちや貴重な資料・原稿などを間近で見ることができる。
また50周年を記念した限定グッズアイテムを発売。Tシャツ・トートバッグなどのアパレルアイテムや、アートワークをあしらったアイテムなども見逃せない。
キービジュアルは、アーティスト/ グラフィックデザイナーの河村康輔が手がける。ナイアガラ・レコードの大ファンであることを公言している河村が、大滝詠一の数々の名作アルバムジャケットをコラージュした。ギャラリーでは、キービジュアルにも使用されている作品のオリジナルユニーク作品も展示する。
ナイアガラ・レコード50年の歴史上、初となるリミックス企画『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey Remix EP』も決定。Cornelius、スチャダラパー、Night Tempo、原口沙輔、千葉大樹(Kroi)、Mega Shinnosukeという、幅広い世代の参加アーティストが大滝詠一の名曲に新たな息吹を吹き込んだ。リリースは7月7日。
ナイアガラ・レコードの貴重なアーカイブに現代の視点から触れる、貴重な機会となりそうだ。