公開日:2025年5月23日

【大阪・関西万博】 台湾文化が大阪に大集結!「We Taiwan 台湾文化 in 大阪・関西万博」が8月開催

日本最大級の台湾文化フェス「TAIWAN PLUS」も関西初開催。

「We Taiwan 台湾文化in大阪・関西万博」キービジュアル

8月の大阪に台湾文化が集結

台湾文化部および台北駐日経済文化代表処 台湾文化センターは、8月2日から20日までの19日間、大阪市内各所にて国際文化交流イベント「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博」を開催する

このイベントは、2025年の大阪・関西万博の理念「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応する文化プログラムで、「What a Miracle! 未来を応援する、奇跡の島」をテーマに掲げている。

左から文化総会事務総長 李厚慶(リ・コウケイ)、文化部政務次長 王時思(ワン・シースー)、Luxury Logico クリエイティブディレクター林昆穎(リン・コンイン)、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長 曾鈐龍(ソ・ケンリュウ) 撮影:編集部

イベントには台湾と日本から総勢38組・545人以上のアーティストが参加。129件の展示、パフォーマンス、体験型プログラムを通じて、視覚芸術や舞台芸術、映画、文学、工芸、テクノロジーなど、多岐にわたる台湾文化の魅力を発信する。

すべてのパフォーマンスが日本初上演となるほか、日本最大級の台湾文化フェス「TAIWAN PLUS」も関西初開催。オリジナルキャラクター「a-We(アウィー)」の限定グッズは6月よりオンライン販売も開始される。

4つのテーマで台湾文化を多角的に体験

本イベントは4人の台湾人キュレーター、方序中(ジョー・ファン)、呉季娟(ゴ・ キエン)、林昆穎(リン・コンイン)、游智維(ヨウ・チーウェイ)の共同企画により、以下の4つのテーマに分かれて展開される。

  1. 色彩の融合(グラングリーン大阪内・VS.)
    台湾の視覚芸術、工芸、サウンドアートが集結した没入型展示「台湾スペクトラム」を実施。

台湾本色 イマーシブシアター(イメージ図)
李育昇《台湾特有の音》インスタレーション
  1. 分野を超えた創造性(大阪市中央公会堂)
    VR、映画、ダンス、文学などジャンルを横断した作品を紹介。世界19ヶ国で上演された台湾の代表的テクノロジー・ダンス作品《黃翊とKUKA》や、2024年ヴェネチア国際映画祭 XR部門ノミネート作品《フリーユアヘッド》などを上演予定。

黃翊とKUKA
  1. 変幻自在の気(中之島エリア)
    布袋戯(台湾の伝統的な人形劇)、絵本朗読などのプログラムに加え、「TAIWAN PLUS」では100以上の台湾のグルメ、工芸、サステナブルなライフスタイルブランドなどが登場。

大型パペットとダンスによる野外パフォーマンス《アイラ 中之島の出会い》
台湾絵本、佮意啦(ガーイーラー)
  1. 遊びの力(大阪市内各所)
    LINEと連携した街歩きゲーム「a-We TO GO」で大阪の街を文化体験のフィールドに。

台湾を体現するキャラクター「a-We」

イベントのキービジュアルには、台湾文化の多様性と柔軟性を象徴するキャラクター「a-We(アウィー)」が登場。台湾のデザイナー方序中(ジョー・ファン)が手がけたデザインは、深海で生まれた不思議な生命体をモチーフに、山の緑と海の青を融合した色合いが特徴。グッズ化もされ、イベント来場者を迎える。

「a-We」オリジナルグッズ 撮影:編集部

We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博
会期:2025年8月2日(金)〜8月20日(火)
会場:VS.(グラングリーン大阪)、大阪市中央公会堂、こども本の森 中之島、中之島エリアなど
入場:無料(事前予約制)※6月よりLINEで受付開始
公式サイト:https://wetaiwan.tw/jp
主催:台湾文化部、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

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