「学展」(2025) ポスター
学生による油絵の振興を目的に一般社団法人日本学生油絵会が主催し、70年以上の歴史を重ねてきた公募展「学展」。幼児から美大生まで幅広い世代に作品発表の場を提供してきた同展が、節目となる第75回を迎え、今年も東京・六本木の国立新美術館で開催される。展示期間は2025年8月7日(木)〜17日(日)。
特に注目すべきは、学展芸術大賞受賞作品が、フランス・パリで開催される「Salon des Beaux-Arts」へ出展する国際交流プログラム。若手アーティストにとって、パリでの発表という貴重な機会が与えられる。 さらに今年は、映像とリアル展示を融合させた新しい試み《他者を想像する四日間》を企画し、受賞者表彰式で上映する。
審査団には新たに、ストリートカルチャーと現代アートをつなぐキーパーソン・皆川伸一郎と、東アジア現代美術史に精通する沓名美和が加わり、より多角的な視点で審査が行われる。
作品応募はすでにスタートしており、締切は2025年7月7日(月)23:59(日本時間)。応募方法や部門別要項の詳細は公式サイトをチェック。
「第75回学展 Art&Design Award」 概要・会期:2025年8月7日(木)〜17日(日)
会場:国立新美術館(東京・六本木)
開場時間:10:00〜18:00(最終入場 17:30)
休館日:火曜日
ウェブサイト:https://gakutenjapan.com
応募締切:2025年7月7日(月)23:59
審査員:
ヒロ杉山(Enlightenment代表/アーティスト)
牧 正大(MAKI Gallery代表/アートコレクター)
福島夏子(Tokyo Art Beat編集長)
佐々木香菜子(アーティスト)
皆川伸一郎(ビーズインターナショナル会長)※新任
沓名美和(現代美術史家/キュレーター)※新任