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19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトをテーマにした没入型展覧会「クリムト・アライブ」が、東京・日本橋三井ホールで開催される。会期は7月18日から10月5日まで。
1862年にオーストリア・ウィーンで生まれたグスタフ・クリムトは、1897年に「ウィーン分離派」を結成し、新たな造形表現を探求。《接吻》などの金を使った装飾的な作品で知られ、エゴン・シーレをはじめとする後の画家たちにも大きな影響を与えた。
世界初開催となる「クリムト・アライブ」では、高さ7メートルの空間に巨大スクリーンを設置。多様な光や色、音、香りが交差するなかで、《接吻》《ユディト》《死と生》をはじめとするクリムトの傑作の数々が会場全体に次々と映し出される。映像とともにクラシック音楽が流れ、クリムトの華やかな装飾性と官能美の世界に引き込まれる体験を楽しむことができる。会場ではすべての展示室で、写真・動画の撮影が可能。
企画・制作は、オーストラリアの企画会社Grande Experiencesによるもの。「モネ&フレンズ・アライブ」などを手がける同社の新作となる。
チケット発売情報などの詳細は、公式サイトで確認を。
「クリムト・アライブ 東京展」
会期:7月18日〜10月5日
時間:10:00〜18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで
会場:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町 2-2-1 COREDO 室町1・4F)
公式サイト:https://klimtalive.jp