「RÊVE DES LUMIÈRE」キーヴィジュアル
世界中のアートファンを魅了する巨大デジタルアート施設「RÊVE DES LUMIÈRE(レーヴ・デ・リュミエール)」が、芸術の都パリから日本に初上陸する。世界展開される「LUMIERESシリーズ」の10番目の施設として、2026年初夏、東京ドリームパーク内(2026年3月27日開業)にオープンする予定だ。
「LUMIERESシリーズ」を展開するのは、ヨーロッパを代表する本格的なデジタルアート施設を手がける「Culturespaces(キュルチューレスパス)」。1990年に設立された同社は、デジタルアート体験の先駆者として、誰もが知る名画を中心とした芸術作品と最新技術を融合させた画期的な展示を制作してきた。
2018年にパリで「ATELIER DES LUMIÈRES(アトリエ・デ・リュミエール)」を開業後、ヨーロッパや韓国を含む5ヶ国9施設でシリーズを展開。同シリーズ全体の累計来場者数は2150万人以上を突破し、コアなアートファンから初心者まで幅広い層に支持されている。
その10番目の施設として、日本初上陸となる「RÊVE DES LUMIÈRE」は、"アートのシャワーで、目醒める。"をコンセプトに掲げる。施設名は、フランス語で「夢」を意味する「RÊVE」と「光」を意味する「LUMIÈRE」を組み合わせた「光の夢」を表現しており、東京ドリームパークのコンセプトとも呼応している。光と音を融合させた最新デジタル技術によってアート作品を表現し、誰もがアートを身近に感じ、好きになるきっかけを提供する場として機能する。
最高のアート体験を提供するためにゼロから設計された「RÊVE DES LUMIÈRE」の空間は、約1200平米の広々としたスペース。そこに最新技術を搭載した100台以上のエプソン製プロジェクターと約60台のスピーカーシステムを配置し、光と音がシンクロする圧倒的な世界を創出する。
ダイナミックに動くアートに全身を包まれる体験は、まさにアートのシャワーを浴びるような感覚だ。作品の世界に深く引き込まれることで、訪れる人々は五感で本格的なアートに触れ、感性が開かれ、新たなインスピレーションを得られるひとときを過ごすことができるという。
記念すべき上映作品第1弾は、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を取り上げる。ゴッホ自身や作品に込められた想いを、これまでにない夢のような感覚で深く味わえるアートプログラムが予定されている。
デジタル技術によって名画が動き出す没入型のアート体験が、東京の新たなカルチャースポットとして注目を集めそうだ。