公開日:2025年6月12日

「札幌国際芸術祭2027(SIAF2027)」テーマが「PLANET SNOW」に決定! アドバイザーには宇宙飛行士の山崎直子が就任

雪の降り積もる北の大地で開催される芸術祭。会期は2027年1〜2月。会場・企画などの続報は今冬に発表される予定だ。

札幌国際芸術祭2027

冬の北海道を舞台に開催される芸術祭「札幌国際芸術祭2027(SIAF2027)」のテーマ/アドバイザーが決定した。札幌国際芸術祭2027のテーマは、日本語で「雪の(惑)星」を表す「PLANET SNOW」。アドバイザーには宇宙飛行士の山崎直子が就任した。山﨑は幼少期を札幌で過ごした経験を持ち、札幌市青少年科学館名誉館長も務めている。

山崎直子 ©︎ NASA

札幌国際芸術祭は、2014年から3年に1度のペースで開催され、メディアアートを中心に、世界各地で活躍する現代アーティストを紹介してきた。2027年は前回と同様、1月〜2月に開催。雪の降り積もる北の大地で芸術祭を楽しむことができる。

今回のテーマには、「upas mintar(ウパㇱ ミンタㇻ/upas nociw(ウパㇱ ノチウ)」というサブタイトルがついている。これは北海道の先住民族であるアイヌの言葉で、ウパㇱ ミンタㇻは「雪の庭」、ウパㇱ ノチウは「雪の星」という意味だ。科学技術や人類が進歩するいっぽうで、環境に大きな影響を与えたこの時代だからこそ、私たちのいる「地球」と「宇宙」のつながりを再認識し、アーティスト・市民が一体となって「未来」を考えていきたいという思いが込められている。

会場・企画概要などの続報は2025年冬に発表予定。詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてみて欲しい。

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