史上最大規模のフェルメール展を追ったアートドキュメンタリーが6月からアンコール上映。アムステルダム国立美術館館長らが作品を解説

2023年にオランダ・アムステルダム国立美術館で開催されたフェルメール展を追う

フェルメールの展覧会のドキュメンタリー映画『フェルメール The Greatest Exhibition -アート・オン・スクリーン特別編-』が、6月1日から全国の映画館で上映される。

2024年にも上映された本作は、2023年2月～6月にオランダ・アムステルダム国立美術館で開催され、65万人を動員した展覧会を追ったアートドキュメンタリー。同展は現存するフェルメール作品37点のうち28点が全世界から集められた史上最大規模のフェルメール展だった。映画では展示された作品の数々が美術館館長やキュレーターによって解説され、より深くフェルメールについて知ることができる。

7月からはクリムトのドキュメンタリーも公開

今回のアンコール上映は、美術史を変えた芸術家たちにスポットを当て、世界の優れた美術展や名画を映画館の大スクリーンで“鑑賞する”アートドキュメンタリーシリーズ「アート・オン・スクリーン」の最新作『クリムト ＆THE KISS -アート・オン・スクリーン特別編-』の公開を記念して行われるもの。7月4日から公開される『クリムト ＆THE KISS -アート・オン・スクリーン特別編-』は、《ユディトⅠ》や《アデーレ・ブロッホ＝バウアーの肖像Ⅰ》、《ベートーヴェン・フリーズ》などの代表作にまつわる専門家や文化史家の解説を通して、グスタフ・クリムトの作品と生涯に迫るドキュメンタリーだ。

『フェルメール The Greatest Exhibition -アート・オン・スクリーン特別編-』は、『クリムト ＆THE KISS -アート・オン・スクリーン特別編-』を上映する一部の映画館で上映される。上映館の詳細は「アート・オン・スクリーン」の公式サイトで確認を。