公開日:2025年7月28日

有楽町駅前に新たな文化発信拠点「YURAKUCHO PARK」が2026年度に開設へ。ファレル・ウィリアムスとNIGO®が手がける複合空間も

「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地に誕生。ファレル、NIGO®が参画する「JAPA VALLEY TOKYO」は、2027年にオープン予定。KAWSのコラボ作品も

「YURAKUCHO PARK」イメージ ※パースは景観協議中につき変更になる場合があります

「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地の暫定利用期間を活用

三菱地所株式会社は、有楽町駅前に新たな文化の発信拠点「YURAKUCHO PARK」を、2026年度後半に開業させる。

「YURAKUCHO PARK」は、東京・有楽町駅前で解体工事中の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地に開設される日本カルチャーの発信拠点。約1万㎡の空間を舞台とし、“見る”だけではない“感じる”カルチャー、ここでしか体験できない空間の提供を目指す。

三菱地所は1890年に明治政府から土地の払下げを受けて以降、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の開発・再開発を継続的に手がけてきた。「YURAKUCHO PARK」は、建物の解体後に、すぐ新たな建物を建てるのではなく、新ビル建設までの暫定利用期間を活用し、「まちの進化を体験できる空間」として人々に場を開き、新たなまちの価値創造に挑戦する試みとなる。

ファレルとNIGO®による初のアート・商業・ホスピタリティ複合空間「JAPA VALLEY TOKYO」

また「YURAKUCHO PARK」では、NOT A HOTEL株式会社による新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」を共同で開催。2027年に敷地内にオープン予定の「JAPA VALLEY TOKYO」は、NOT A HOTELのクリエイティブアドバイザーであるファレル・ウィリアムスとNIGO®が手がける初のアート・商業・ホスピタリティ複合空間となる。ワイン醸造地として知られるカリフォルニアのナパ・ヴァレーを着想源とし、クラフトマンシップの視点から観光モデルを再解釈するという。

「JAPA VALLEY TOKYO」イメージ ※パースは景観協議中につき変更になる場合があります

ここでは、ファレルとNIGO®が長年開発してきた日本酒を中心に日本の食やファッション文化を融合させ、アート・食・ファッションのポップアップストアや、多様な発信を行うイベントスペースなどを開設予定。さらに有楽町エリアの新たなシンボルとして、KAWSとのコラボレーション作品の展示も予定されており、新たな観光拠点となることを目指す。

「JAPA VALLEY TOKYO」イメージ ※パースは景観協議中につき変更になる場合があります
「JAPA VALLEY TOKYO」イメージ ※パースは景観協議中につき変更になる場合があります

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