Tokyo Art Beatでは有料会員向けの美術館割引サービス「ミューぽん」を、常時複数館を対象に提供している。ここでは、10月に開催されている「ミューぽん」対象の展覧会とその見どころを紹介! まだサービスを使ったことのないユーザーの皆様も、ぜひそのラインアップをチェックしてみて欲しい。
旧朝香宮邸の設計や装飾に多大な影響を与えたパリの「アール・デコ博覧会」の開催100周年を記念する展覧会。フランスを代表する宝飾メゾン「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」の作品から、アール・デコ博覧会の宝飾部門でグランプリを受賞した《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》をはじめ、歴史的価値が認められる「パトリモニー コレクション」より厳選された名品が一堂に会し、アール・デコの魅力を伝える。レポートはこちら。
会期:東京都庭園美術館
会期:9月27日~2026年1月18日
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熊谷守一が朴訥と描いた猫の絵、猪熊弦一郎のモダンな猫の絵。日本の洋画家たちは、個性的な猫の絵を数多く残してきた。猫が脇役とされてきた西洋美術とは対照的に、藤田嗣治が猫を主役として描き、日本の猫の絵の流れを作ったとも言われる。本展では、洋画における猫に焦点を当て、多彩な表現とともにその魅力を紹介する。詳細はニュースから。
会場:府中市美術館
会期:9月20日〜12月7日
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活動初期から自然や都市の風景、著名人のポートレイト、広告写真まで幅広い分野で活躍を続けてきた上田義彦。時代とともに変化する作風を見せながらも、一貫して普遍的な美を追求する姿勢で国内外から高い評価を受けている。公立美術館では約20年ぶりとなる本展は、1980年代の活動開始から現在まで40年間にわたる創作の軌跡を、自ら現像とプリントを手がけた約500点の作品で総覧する貴重な機会となる。レポートはこちら。
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:7月19日〜11月3日
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2026年で開館30周年を迎えるアサヒグループ大山崎山荘美術館は、古今東西、様々な時代と地域の作品を所蔵している。本展では、日本、朝鮮、中国、中近東、東欧、西欧、アメリカなどで集められたコレクションの中から、初出品作を含む約100点の作品を一挙に公開。コレクションの大海原へと、時空を超えた旅行をするような体験となる。
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館
会期:9月20日〜12月7日
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日本を代表する版画家のひとり、棟方志功。その板画作品を大規模公開する特別展が最終章を迎えた。棟方志功は幼少期から仏の存在を身近に感じていたと伝えられており、柳宗悦らの教示により宗教への理解を深め、仏教を主題とした作品を次々と発表していた。本展では作家の真骨頂とも言える、神仏の造形を主に紹介する。